Original

第1部 B2B取引・決済のつぎのアタリマエ。「NP掛け払い」を活用した、働き方改革と売上アップの実現。

株式会社ネットプロテクションズ



ビジネスディベロップメントグループ

小山佑太




2016年中途入社。入社~約2年間は市場開発室へ所属。当時新規事業の「NP後払いair」の市場調査、マーケティング、チームマネジメント等に広く携わりつつ、大手クライアント向けコンサルティングセールスも担当。取扱額対前年比200%超の成長に貢献する。その後、企画室ビジネスディベロップメントユニットへ異動。NP掛け払い/BtoB事業を中心に、アライアンス先と各事業部のハブとなり、販促や協業/事業連携の企画から実行、渉外、新規アライアンスの開拓を行う。また各カンファレンス参加や、勉強会・セミナーでのプレゼンターも務め、エバンジェリストとしての役割も担う。



本日のテーマは、「BtoB取引決済の次の当たり前となるNP掛け払いを活用した働き方改革と売り上げアップの実現」です。NP掛け払いとは何か、NP掛け払いでできること、導入の効果、そしてNP掛け払いの特徴を実際の導入事例も踏まえてお話しします。どうぞよろしくお願いします。


自己紹介

それでは、改めまして自己紹介させていただきます。私、ネットプロテクションズのビジネスデベロップメントユニットの小山と申します。もともとNP後払いairというネットプロテクションズの新規事業で、サービスづくりやチームのマネジメント、大手クライアント向けのコンサルティングセールスに長く従事してました。現在は事業開発やネットショップ支援室をはじめとした、社外のお客さまとの事業連携、協業に関わる業務、またセミナーやカンファレンスに参加し、エバンジェリストとしての役割も担って活動しています。


株式会社ネットプロテクションズ会社概要

当社は2000年に設立し、2002年にBtoC向けのNP後払いというコンビニ後払いサービスを通販の業界で最初にリリースしました。toC向け、かつ、ECの決済において、後払いという決済手段はクレジットカードに次いで2番目に使用されています。その中でNP後払いは、年間で約2500億円の流通に携わっています。2011年にはここから派生して、今日お話しするtoB向けNP掛け払いサービス、BtoB向けのいわゆる自社請求のアウトソースを始めています。その他、toCサービスですと、クレジットカードのような会員制の後払い決済。国外では台湾で事業展開していまして、こちらは日本と同じような形で、台湾の現地事情に合わせたBtoC向けの決済システムを提供しています。


NP掛け払い概要

NP掛け払いの特徴を一言で申し上げますと、BtoB企業間の取引における決済業務を全て代行できるサービスです。イメージとしては、売り手、加盟店と商品、サービスを提供する取引先の間に私たちが入り、その中で請求書払い、掛け売りをするのに主に必要な五つのこと全てに対応します。企業ないしは取引ごとの与信、それから与信が通った取引の請求書発行・郵送、その後の代金回収から取引先企業の入金管理、未払いがあった場合の督促まで全て当社が対応します。かつ、リスク100%保証になっていますので、与信が通った取引で万が一未払いがあった場合には、私たちがリスクを100%受け持ち、加盟店に当社が立て替え払いをするサービスです。BtoBの中の決済に関するサービスには、例えば請求書発行代行サービスやファクタリングサービス、債権そのものに保険のような形で保証を付けるサービスなど、さまざまなものがありますが、当社の特徴は全てワンストップでサービス提供していることが特徴です。


2011年から始めましたが、導入企業数でいうと1,100社にご利用いただいていています。累計利用企業はユニークではありませんが、約200万社ご利用いただいています。卸売りの事業者もいれば、例えばSaaS系、ウェブでツールを提供する企業、EC通販、メーカーの新規事業でエンドユーザーに直接販売するような新しいモデルを展開するときなど、本当に多くのシーンで利用されているという状況です。例えば、ECの部分で見てみると、印刷通販のラクスル様なども利用実績としてあります。ベンチャー企業もあれば上場している企業もあります。どなたでも安心して使える決済サービスとして提供しています。そして、対面取引でもかなりご利用いただいています。例えば飲食店向けの業務用卸をやっている企業、おしぼりを提供している企業、またトレタ様などの飲食店向けのCRMツールを提供しているところもあります。特に、卸売りをしている、対面販売をしている企業の中には、現金での集金や、自社で請求書を発行し、口座振替を行うところもあります。そういった作業も私たちが全て引き受け、売り上げアップ、業務負荷の削減、未払いリスクの廃止等の実現に貢献できると考えています。


掛け払い、そしてBtoBの後払いのニーズは日増しに高まってきているのが現状です。なぜ、掛け払いが選ばれているか。売り手の企業、ECなどでは特にですが、現金で取引することがそもそもビジネスフロー上難しいこと、対面販売の企業であれば、現金取引に関するフローが多岐にわたり、負荷が高いことなどがあげられます。買い手の企業に関しては、支払いが後になることでキャッシュフローがよくなるという観点もありますが、特に初めて買う相手方であると、商品やサービスを見てから支払える安心感が非常に大きいことが利点としてあげられます。だからこそ、前払いから後払いに切り替える企業が増えているのです。ECでは、BtoBの場合、クレジットカードの利用実績がまだ2割前後ぐらいです。それを考えると、やはり掛け売りサービスの重要性は高く、BtoBにはスタンダードで用意しておくべきものではないかと考えています。これは、当社のとある加盟店の事例ですが、掛け払いを入れたことで、新規のお客さまを中心に売り上げが30%ほど上がりました。もともと前払いとクレジットカード、代引きの三つをやっていて、掛け払いを四つ目の決済手段として入れたという事例です。


そもそも「請求回収業務とは」というおさらいの話になりますが、やはり請求回収業務は非常に工数が多く、煩雑なものであると捉えています。どのような商売をされている方でも、決済や請求業務は必要です。私たちは、競争力の源泉になり得ないが重要である業務であるからこそ、アウトソースの検討をおすすめしております。与信調査から請求書の情報確認、発行から入金確認、皆さまが日々されている作業には、実はかなりの工数がかかっているのです。では実際に、現場の方がどれくらいの時間、決済や経理業務、料金の回収に関わっているのでしょうか。調査したところ、一社員当たり年間20日分ぐらいの時間を割いているのではないかという定量データが出ました。平均すると1日に40分ぐらいは決済に関連する業務を行っているという興味深いデータを得ることができたのです。


ですから、例えば一部の請求書の発行を代行してもらうサービスを使うこともあり得るかと思います。しかし、やはり全てを任せることのメリットは、あらゆる決済業務をなくすという発想をし、浮いたリソースで付加価値の高い事業成長をもたらす領域へ人を充てることが可能になるということではないでしょうか。まさに、私たちの加盟店でもこのような事例、ここを体現している企業は非常に多いです。特に、業界によってはなかなか人の採用が難しいという悩みも最近増えてきています。アウトソースできる業務はプロに任せることは一つの手段であると思っています。とはいえ、自社で今まで請求書払いや掛け売りをされていて、もしくは現金集金をされていた中で、いきなり私たちのようなところに任せるのは少し不安だという声もあると思います。 私たちとしてもBtoBの掛け売りに必要な機能は、日々アップデートして拡充しています。柔軟な対応力を持ち、買い手の方に寄り添って、利便性を高めているのです。お客さまの継続的な事業成長に貢献をしたいと考えています。


BtoB取引において必要なことのうち、実際に私たちのNP掛け払いで対応している範囲はこちらです。与信の通過率は実績ベースで98%を誇っています。個人事業主の方も与信が可能ですので、どのようなお客さまでも利用できます。お客さま側でNP掛け払いを利用するのに、会員登録や書類を提出するという手間もありません。それから、請求書に加盟店である売り手の社名やロゴマークを記載することができるので、どの会社からどのような商品、どのようなサービスを買ったか、ということがひと目見れば分かる仕様になっています。また、当社はコールセンターを用意しているので、メールと電話でのお問い合わせも可能です。


買い手企業の利便性という観点でいうと、重複しますが書類提出の必要はありません。与信に関しては最速5分で回答しています。それから、支払い方法としては、コンビニ、銀行、口座振替の三つを用意しています。コンビニ払いのニーズはBtoBでも意外と高いです。 理由としては、コンビニ払いであると支払う側の手数料が0円になるということ、24時間支払えるということがあります。特に飲食店や美容室など、日中は営業していてなかなか銀行に行けない企業からすると、コンビニは非常に便利なインフラなのです。それはBtoBでもBtoCでも同じということが分かっています。それから、締め日、支払日も売り先ごとに設定が可能です。こちらは5日、10日ごとに設定が可能ですので、さまざまな買い手の要望も対応できます。


事例紹介

ここから事例の紹介です。オフィス家具の製造・販売をされている企業様でNP掛け払いをネット通販でご利用いただいています。ネット通販の特徴は、顔が見えない新規の方に次から次へと売っていかなければならないということです。前払いの場合、お客さまの入金がなければ、商品の発送、販売ができないという課題があります。掛け払いを導入することによって、与信を通ればすぐに商品を発送できるようになりました。納品の早さなど、お客さまの満足感がレビューに表れているということで評価をいただいています。


次に、印刷通販のベンチャー企業様の事例です。こちらは急成長をしているということもあって、なかなかバックオフィスの人数を増やすことが難しいですが、取引は伸ばしたいということで、今、請求書払いは全てNP掛け払いに任せています。結果として、バックオフィスの人数を増やすことなく、かつ、多くの買い手の要望にも応えながら、売り上げ拡大を実現しているという事例です。


では、対面販売はどうでしょうか。卸売業で酒類をメインに販売されている企業様の事例です。こちらは現金集金を廃止し、全てNP掛け払いに任せることによって、現場の方の集金行為そのものがなくなりました。場合によっては飲食店、お客さまのところに現金をもらいに行くために何往復もしていたというような業務負荷や、経理の方が1日の営業の終わりに現金をカウントする手間がなくなり、喜んでいただいています。


NP掛け払いの費用

手数料と月額固定費と請求書の発行費用という三つに分かれています。手数料と月額固定費に関してはヒアリングをして、取り扱い商材の詳細と任せてもらうボリューム、それから販売方法の三つを加味して提案します。例えば、件数が多い企業様から、固定費を多めに払うから販売ごとにかかる手数料は下げてほしいという要望があれば、このレンジの中でご要望に沿うように提案しています。請求書の発行費用は、1通当たり税抜き190円です。こちらは再発行した場合の費用も含んでいます。掛け売りサービスなので、一つの会社に対する1カ月間の取引全てを1通の請求書にまとめます。買い手企業1社につき190円と考えてください。買い手企業への取引可能額、与信の限度額に関してですが、買い手1社当たり、月最大300万円を上限としています。下限は30万円なので、30万円から300万です。もちろん上限の金額まで使ってくださいということではないので、上限が仮に30万円のとき、利用額が1万円や2万円ということは全く問題ありません。あくまで上限だけ設定しています。入金スケジュールの基本的なパターンは、当月末日に取引を締めて、翌月末日が売り先の企業の支払日というものです。加盟店に対しては、翌々月の10日にネットプロテクションズから全て立て替え払いをしています。ただ、締め日に関しては、買い手の企業ごとに5日、10日単位で設定が可能です。


スキームは主に2点あります。簡潔にいうと、対面販売を行う企業の場合、売り先の企業につきいくらまで販売できるのかというのを、事前に会社名、住所、連絡先を頂戴して、私たちが最短3営業日程度で審査して回答するというのが基本の流れです。ですから、A社には100万円まで売っていいと私たちから回答があれば、その後、もう実際に契約して、販売活動に移行して構いません。毎日、取引をアップデートする必要はなく、販売ごとに上げる、または締め日にその月に販売した明細をデータで登録するだけで作業は完了です。翌月末日に買い手の支払期限が来ますが、最初の3カ月間は全て、最大で1社当たり300万円×3カ月の900万円は保証します。ただ、4カ月目になると、1カ月目、2カ月目の未払い情報が分かっているので、さすがに4カ月目の時点で未払いがある場合は、払うまでは一度その企業の与信は不可とすることが基本のモデルになっています。インターネット上でビジネスをしているECの、物販向けの機能としては、単純に注文ごとに審査するというプロセスがあって、こちらの審査時間は最速で5分です。人の目の審査も一部私たちで行っているので、そちらの対象になると最大で2時間、回答に時間がかかるという形になっています。NP掛け払いをどのようなシーンで使いたいかというところを相談してもらえれば、適切なモデルを案内します。


NP掛け払い運用方法

運用方法に関しての説明です。当社はASP型、SaaS型のサービスになっているので、基本的にインターネットの環境さえあれば、誰でもどこでも管理画面にログインできます。ネットショップ支援室の楽楽B2Bとは既にAPI接続をしているので、楽楽B2Bを利用している企業は、楽楽B2Bで一貫して掛け払いの取引登録、請求書発行まで全てできるという仕様になっています。ワンストップで商取引、卸売りの電子化、EC化が可能です。


当社のサービスは、決済業務をなくすことにより売り上げアップ、業務改革を実現します。そして浮いたリソースで会社の事業成長に繋がるアクションを取っていただくところをお手伝いできるのではないかと考えています。




ネットプロテクションズ   小山佑太
ネットプロテクションズ 小山佑太

2016年中途入社。入社~約2年間は市場開発室へ所属。当時新規事業の「NP後払いair」の市場調査、マーケティング、チームマネジメント等に広く携わりつつ、大手クライアント向けコンサルティングセールスも担当。取扱額対前年比200%超の成長に貢献する。その後、企画室ビジネスディベロップメントユニットへ異動。NP掛け払い/BtoB事業を中心に、アライアンス先と各事業部のハブとなり、販促や協業/事業連携の企画から実行、渉外、新規アライアンスの開拓を行う。また各カンファレンス参加や、勉強会・セミナーでのプレゼンターも務め、エバンジェリストとしての役割も担う。

ECセミナーからのお知らせを受け取る

下記項目を入力の上、送信することで、

ECセミナーJPからの、更新情報、セミナー開催情報などを受け取ることができます。