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買いやすさを実現する、今注目の最新店舗向け決済


SBペイメントサービス株式会社

営業本部 営業2部 部長

小原澤 映樹

メーカー系SIer、ERPコンサル営業を経て、2012年よりSBペイメントサービス株式会社に入社。文教や介護など業界に特化した決済サービスの企画から導入まで、パートナーと協業し総合提案を行っている。最近では、テーマパークやスーパーなどでの対面決済ソリューションを推進している。本セミナーでは、マルチペイメント導入による利便性向上やオムニチャネルによる先進的な事例をご紹介します。



皆様、こんにちは。SBペイメントサービスで営業をしています、小原澤と申します。今回は皆様とこのような機会にお目にかかれまして、本当に感謝いたします。また、最新の決済というところで、皆様にとって少しでもプラスになる情報をお持ち帰りいただければ幸いです。

 本日のテーマは『買いやすさを実現する、今注目の最新店舗向け決済』です。いよいよ消費税対応というところで、補助金やキャッシュレスと相まって、民間団体がいろいろなサービスの提供を始めています。その中の一つとして、私どものサービスをご紹介させていただきたいと思います。


会社概要

 私どもは今年の1月1日に、ソフトバンク・ペイメント・サービスからSBペイメントサービスに商号を変更いたしました。皆様もソフトバンクグループと何かしら接点があるかもしれませんが、今、ちょうど話題になっているのはPayPayです。金融・決済として、ソフトバンクグループの中には、PayPay、ジャパンネット銀行、SBペイメントサービスの3社が入っているという位置付けです。それ以外にも携帯事業やPepperを開発している事業、野球のソフトバンクホークスなどのグループ会社がありますが、私どもは金融・決済というポジショニングの中で、ソフトバンクグループのシナジー効果の一環として、決済サービスの総合提案を行っています。

 私どもには三つの大きなサービスの柱があります。一つは「オンライン決済サービス」。これは通販、ECというところです。それから本日のメインとしてご紹介をする「店舗向け決済」。これはリアル決済やオフライン決済と言われているものです。そして「支払代行」。これはお金をもらうのではなく、企業から個人へのお支払いを簡単にするサービスになります。本日はこの三つのうち、主に店舗向け決済にフォーカスを当てて、お話しいたします。


業界での立ち位置 

まず業界での私どもの立ち位置です。決済にはいろいろなジャンルやレイヤーがあると思いますが、私どもは、Visa、Mastercard、銀聯の国際ブランドのライセンスを取得しているということです。決済代行会社の立ち位置だけではなく、クレジットカード会社という立ち位置でもビジネスを展開しており、加盟店審査から決済サービスのご提供までトータルで担っています。

 それからもう一つ、クレジットカード情報の非保持化サービスです。どこかで皆様も聞かれたことがあると思いますが、2017年に政府より『クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画』が発表されたことで、EC事業者様は、PCI DSSに準拠しないとクレジットカード番号等を保持することができなくなりました。今までお客さまのクレジットカード情報を預かるということを、大手通販会社様はされていましたが、いかに政府の求める非保持化に準拠した形で、ビジネスを続けるかというところを解決したのが、私どもがご提供している「永久トークン非保持化サービス」です。大手通販会社様に大変好評で、多くの事業者様にご導入いただいております。専用タブレットと永久トークン機能を活用した技術で私どもは特許を取得しています。

 SBペイメントサービスの立ち位置ですが、基本は決済代行です。先ほど申し上げたように決済代行会社とクレジットカード会社がいて、Visa、Mastercard、銀聯という国際ブランドがあります。そこをSBペイメントサービスが一気通貫で行えるサービスモデルとなっています。この決済代行会社とクレジットカード会社のポジショニングとして、一括で決済サービスをご提供できるところが強みになっています。クレジットカード会社の側面があるため、審査期間や経済条件など柔軟に対応でき、決済サービス全般に関してマルチなご提案ができるというポジションとなっています。

 私どもの決済サービスの導入実績は、年間約3兆円の流通量(取扱高)となっています。導入店舗は10万店舗、決済処理件数は年間で6.7億件です。これを12で割ると、月にどのぐらいの取り扱いかお分かりいただけると思います。3兆円も扱っているのかと思われるかもしれませんが、これはあくまでも私どもの決済システムを通過しているだけです。後ほどコーポレートサイトを見ていただくとお分かりになりますが、私どもの売り上げの部分は、3兆円の取扱高から決済手数料を頂くというビジネスです。ほぼどのぐらいの収益率なのか、すぐに分かってしまうと思いますが、非常に薄い収益の中で、面を取っていくというビジネスで展開している会社です。


サービスの説明

 ここからサービスのご説明になります。まずはオンライン決済サービスのほうを少しご紹介させていただきます。先ほど申し上げた通販、ECに対して、決済代行という立ち位置で、多種多様な決済手段をご提供しています。業種としては物販、役務サービス、宿系など幅広く取り扱っています。もともとソフトバンクグループのオンラインゲームを提供している企業への決済サービス提供から開始しており、ゲーム系のデジタルコンテンツの決済にも非常に強い会社です。宿、旅行系、チケットについて、私どもは裏側の決済を提供させていただいております。それから定期購入にも対応しています。リピート通販でよく使われている継続課金です。これは後ほど出てきますが、毎月の定期購入を自動でお客さまにご請求するという決済の仕組みもご提供しています。

 決済手段は約25種類あります。皆様もどこかで使われたことがあると思いますが、最近のオンライン決済の傾向として、自分がメインに使用している決済手段がなければ、購入をやめてしまう、つまりは離脱する傾向が見えてきています。自分の中でメインのクレジットカードを決めるように、メインの決済手段を決めている場合が多く、それが購入したいサイトになかった場合、他のサイトを探すという行動も統計で分かってきているので、今、通販業界ではマルチペイメントとして、いろいろな決済手段を入れることが重要になっていると思います。


 ここからはオンラインではなく、オフライン・店舗向け決済サービスについてお話しします。本日のメインテーマになりますが、オフラインの決済手段として、こちらもいろいろなバリエーションをご用意しています。まずはQRコード決済に特化したソリューションとして、「S!can(スキャン)」という店舗向けのアプリケーションをご提供しています。さらに「S!can」 を組み込んだAndroid端末、そしてPOSシステムと連動するAPIもご用意しています。さらに全部乗せと言われている、オールインワンのマルチ決済端末もあります。それからモバイル型のクレジットカード決済端末が、店舗様向けのオフライン決済のバリエーションとなります。

 ここから店舗向けマルチ決済の細かなご説明をさせていただきたいと思います。先ほど全部乗せのオールインワン端末と申し上げましたが、今後は自動機と言われている、セルフ券売機や自動販売機に組み込む決済端末のご提供も予定しています。自動販売機でクレジットカードが使えるものはあまり見たことがないと思いますが、今後2020年に向けて、自動販売機やチケットの発券機にもクレジットカード、その他の決済が使えるものがどんどん入っていきます。そのようなマーケットに向けて、組み込み型の決済端末というもののご提供を予定しています。

全部乗せのオールインワン端末は「VEGA3000」という端末を提供しています。こちらは私どもがご提供しているクレジットカード、電子マネー、インバウンド向け決済、PayPayを含めたコード決済の全てに対応しています。この間の春節で、多くの中国の方を見受けられたかと思いますが、今後も来日は続きます。そのようなインバウンド向けの決済サービスということで「銀聯」のアクワイアリングと「Alipay」「WeChat Pay」の取り扱いを行っています。

 店舗向けの決済端末ですが、通常は法人様向けと思いがちですが、個人事業主様も加盟店として審査、そして決済サービスのご提供をしています。個人事業主様も対象というのは非常に重要で、端末代金の補助金の政策を新聞などでご覧になったことがあると思います。こちらは大きな法人様が対象ではなく、中小企業様、それから小規模事業者様が対象となります。端末代金が補助金の対象になると、個人事業主様は先ほどのような端末が無料で導入できる機会がやってきます。


 もう一つの大きな特徴として、皆様もさまざまなQRコード決済をお使いになったことがあると思いますが、その際、先に何の決済かを言わなければいけません。どのQRコードで決済するか、消費者側が申告します。それから店員がPOS側を操作するところをご覧になっていると思います。しかし、今回、私どもがご提供するソリューションはその店員の操作をなくして、どのQRコード決済なのか自動判別するインターフェースを開発しています。店舗様側はどのQRコード決済か意識せず、スムーズに処理ができるということを実現しています。


 こちらのQRコード決済に関して、私どもは「S!can」というアプリケーションを展開しています。今現在、「PayPay」、インバウンド向けの「銀聯」と「Alipay」「WeChat Pay」が使えるようになっています。それ以外のQRコード決済は対応していないのかというところはもちろんあると思いますが、私どもは本年4月を目標にいろいろなQRコード決済を追加していく予定です。皆様もさまざまな種類のQRコード決済をニュースなどで耳にされていると思いますが、順次拡充を図っていきます。

 お手持ちのスマートフォンやタブレットのデバイスで、「S!can」のアプリケーションをインストールしていただくと、そのままQRコード決済の端末としてご利用できるものになります。こちらをAndroid端末にプリインストールしてご提供しているのが「SUNMI」という端末です。いろいろな所で使われ始めている端末で、端末の上の部分が少し膨らんでいますが、サーマルプリンターが付いていて、レシートが出るものになっています。レシートをお客さまにお渡ししたいという場合は、「SUNMI」をおすすめします。

 動線は本当にシンプルです。店舗様には購入金額を入力していただきますが、消費者様のほうはQR決済サービスの中からお支払いするQRコードを提示していただき、店舗様側でそのQRコードを読み取れば、決済が完了します。つまり、動作としては金額を入れる、QRコードを読み取る、決済完了という、三つのステップだけです。店舗様側は先ほど申し上げたQRコードの自動判別により、どのQRコード決済なのか意識せず、スムーズに決済ができるという動線になります。

 POS連動に関しては、私どものAPIと接続することで、レジと連動することができます。どうしてもアプリケーションでは、お店でレジに打つ行為とアプリケーション側に金額を打つ行為という、二回金額を入れる行為があります。入力ミスが懸念されるところはPOS連動して、そのようなミスを防ぐ仕組みを持っています。

 こちらの簡単なサービス仕様ですが、先ほどの全部乗せオールインワン端末と同じで、法人と個人の方にサービスをご提供しています。事業者様側に一番喜ばれている点は、一括の管理画面です。一部、個別に契約が必要なケースもありますが、今後増えていくQRコード決済のサービスについても加盟店様と私どもの契約でご利用いただけるので、当然ながら管理画面も一本でご提供できます。新たな決済手段が増えても、一括管理画面で売り上げの取消や返金などの行為ができます。それからジャーナルと言われている、売り上げの日計も一括でダウンロードできます。契約が一本であり、管理画面も一本である。ここは事業者様にはご好評をいただいている点になっていると思っています。


オムニチャネル

 ここからはオムニチャネルのお話しをします。私の中では、今、オムニチャネル2.0というものが来ていると思います。5、6年前もオムニチャネルという言葉が、一時的に業界の中で流行りましたが、また新たにオムニチャネルというキーワードが出てきています。私の認識では、オムニチャネルというものは、第1世代は会員データを共通化しよう、読み替えよう、商品の在庫管理を一括にしよう、マスターを一元化しようというものでした。どちらかというとシステム的な要素が強く、お客様の立場に立ったオムニチャネルではなかったと思います。ここでオムニチャネル2.0という、今のトレンドを考えますと、もう少しお客様寄り、消費者寄りのオムニチャネルが展開されていると思います。その中で、私どもの決済というポジショニングから、どういったオムニチャネルに貢献ができるか、消費者サービスを上げられるか。

 皆様の身近なサービスであれば、例えばスポーツクラブ。最初は必ずカウンターで会員登録を行い、そこでどのような決済手段でお支払いをするかを決めます。クレジットカードであれば、端末で読み取ります。次月以降の毎月のスポーツクラブ会員費は、オンライン決済と連携して自動でご請求することも可能です。保険もそうです。契約時点では、代理店様のカウンターでご契約をします。代理店様のカウンターでクレジットカードを登録していただき、その情報を私どもがお預かりするので、毎月の保険料の請求がそのまま自動的に行えるものとなっています。

 もう一つ、ぜひ皆様のご記憶にとどめていただきたいものがあります。スポーツクラブや保険販売もそうですが、今まではクレジットカード情報を会員様に登録用紙へ書いてもらっていました。それを持ち帰ってシステムなどに打ち込み、クレジットカード情報をデータ化していました。それは事業者様側が行われていたのですが、これではクレジットカード情報の非保持化に抵触してしまいます。私どものサービスはクレジットカード情報を預かりたくない事業者様としても、クレジットカード情報に触れることなく課金ができますので、クレジットカード情報の非保持化にも準拠しています。このようなオムニチャネルのサービスがあることを、少しご記憶いただければと思います。

 オムニチャネルのポイントは何かというと、事業者様から見ると、経費削減です。レジがなく、スタッフも少なくて済み、レジスペースも削減できるので、最終的に経費削減に繋がります。しかし、果たしてコストだけを落として、お客様と接客する機会、コミュニケーションの接点がなくなることが、本当に来店者の満足度向上になるかというと、私はそう思っていません。そこで削減した費用や時間を、どのように、おもてなしとして接客サービスに転化していくか。ここがポイントだと考えています。全て自動化してしまうと、お客様との接点もなくなり、生の声も聞けなくなると思います。そのコスト削減をより良い顧客サービス、接客サービスに繋げていくことがポイントになると考えて、私の話を終わらせていただきます。どうもご清聴ありがとうございました。

SBペイメントサービス   小原澤 映樹
SBペイメントサービス 小原澤 映樹

メーカー系SIer、ERPコンサル営業を経て、2012年よりSBペイメントサービス株式会社に入社。文教や介護など業界に特化した決済サービスの企画から導入まで、パートナーと協業し総合提案を行っている。最近では、テーマパークやスーパーなどでの対面決済ソリューションを推進している。

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