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「中国越境EC」注目企業!プラットフォーム・拡販施策・戦略まとめ

ECセミナー編集部


2018年の経産省の発表によると、中国からの日本製品の購入額は1.5兆円を超えており、対前年比30%と急激に成長しています。新型コロナウイルスの影響で日本で買い物ができない中国の方々は、「リベンジ消費」と呼ばれる越境ECがさらに活性化しているとの話題も。そこで、ECセミナー.jpが注目する、「中国越境EC」企業の施策、戦略をまとめてご紹介していきます。

目次[非表示]

  1. 1.そもそも、越境ECとは?
  2. 2.伸び続ける中国越境ECのニーズ
  3. 3.中国越境ECにコロナはどう影響する?
  4. 4.世界で最も盛り上がるECの祭典、W11とは?
  5. 5.W11の主要モールは、天猫(Tmall)、京东(JD.COM)
  6. 6.近年、勢力を強める、拼多多(ピンドゥオドゥオ)
  7. 7.売上が減少している!?淘宝(taobao)
  8. 8.決済はAlipay、WeChat Payが80%を占める
  9. 9.2020年のW11はどうなる?
  10. 10.中国越境EC・ASEANで展開するためのグローバルECに注力する、注目企業とその施策
    1. 10.1.株式会社ベクトル
    2. 10.2.tenso株式会社
    3. 10.3.CAFE24 JAPAN株式会社
    4. 10.4.株式会社ECMSジャパン
    5. 10.5.株式会社mov
  11. 11.グローバルを視野にECを盛り上げよう

そもそも、越境ECとは?

ECに携わる方、注目している方であれば一度は耳にしたことがある「越境EC」。そもそも越境ECとはどのようなものなのでしょうか。

越境ECとは、国内ECではなく海外サイトを開設したり、海外のECモールに出店することで、多言語・海外通貨で展開するECのことを指します。

例えば、国内のメーカーが中国向けに繁体字で海外サイトを開設し、中国の卸企業(B2B)に向けた販売や消費者に直接販売する(D2C)など、その販売方法はさまざまです。

国内では飽和状態の商品でも海外ではニーズが高く、国内よりも効果的に販売できるのが魅力です。一方、言語やサービスの課題はもちろん、その国に合った決済方法を用意するなど、越境ECならではの課題もあります。

伸び続ける中国越境ECのニーズ

経済産業省が2019年5月に発表した電子商取引に関する市場調査によると、2018年の中国向け越境EC市場は、同18.2%増の1兆5345億円とのデータが発表されています。

日本への観光がスタンダードになり、化粧品など美容に関する商品のニーズはますます拡大されることが予測されており、ポテンシャルの高さに日本全体が注目しています。

海外展開を考えているEC事業者の方にとって、外すことのできない国と言っても過言ではないかもしれません。

引用:経済産業省 電子商取引に関する市場調査の結果

中国越境ECにコロナはどう影響する?

今もなお世界を震撼させている新型コロナ。中国でも驚くべき感染力を見せ、6月上旬時点で感染者数は約8万3000人と言われています。

そのような中、通販の需要は非常に高く、BtoBのECプラットフォームであるアリババの売上は、第3四半期の売上は1614.65億元、昨年同期比の1172.78億元と比べ、37.6%に増加しています。

商品を購入する市場がECに以降し、ECがさらにスタンダードになりつつある今、まさに越境ECは伸びしろがあると言っても過言ではありません。

引用:WE STOCK「新型コロナウイルスの中国の現状並びにEC業界への影響」

世界で最も盛り上がるECの祭典、W11とは?

中国では11月11日のことを、数字の「1」が4つ並ぶところから「独身の日(シングルデー)」W11とも呼ばれています。

W11は1990年代に大学生の間で自然発生したもののようで、独身者の間でのお見合いパーティや、独身者へのプレゼントなどが行われていました。

W11に商機があると見込んだのが、中国の最大手ネットショップ「天猫(Tmall)」です。W11の期間に、独身者はネットで買い物しようというプロモーションでECモールでのセールをスタート。それが現在のW11という大型イベントになったと考えられています。

  W11(ダブルイレブン)とは? 中国で開かれるECセールについて 中国の年間最大のショッピングイベント「W11」をご存知でしょうか。成長を続ける中国EC市場の中で、売上高は毎年伸びており、日本から参入している企業も増えてきました。そこで今回は、W11について詳しく取り上げます。 ブランド創出の極意(ブラゴク)


W11の主要モールは、天猫(Tmall)京东(JD.COM)

W11の主要なモールは、天猫(T-mall)、京东(JD.COM)が挙げられます。

2019年のW11に天猫(T-mall)は過去最大売上2864億元(日本円で約4.2兆円)を更新しています。

2019年W11の売上のシェアは、天猫(T-mall)が65.5%、京东(JD.COM)17.2%を占めており、この上位2社で80%以上を占めていることがわかります。

引用:【記事コラム】「独身の日」ダブルイレブンで「天猫(Tmall)」が4.2兆円の流通総額を突破で記録更新!その他のECプラットフォームのW11商戦はどうだったのか?

近年、勢力を強める、拼多多(ピンドゥオドゥオ)

2019年のW11で第3位にランクインしたのが、拼多多(ピンドゥオドゥオ)です。売上シェアは6.1%ですが、近年頭角を現し、低価格、グループ割引などで人気を高めているようです。

売上が減少している!?淘宝(taobao)

アリババグループが提供する、個人間取引(CtoC)をメインに行っているモールです。2019年1月のEC法施行前、2018年11月~12月にかけてショップが在庫処分などを一斉に行ったため、ショップ数、取引金額が減少しています。しかし、以前は天猫(Tmall)、京东(JD.COM)に並ぶ存在でした。

決済はAlipay、WeChat Payが80%を占める

中国の2大決済と言われているのが、Alipay、WeChat Pay。この2つで決済の80%を占めており、この2つを網羅しなければ、中国越境ECでは勝てないと言っても過言ではないでしょう。越境ECの構築に取り掛かる前に、決済も必ず確認をしておきましょう。

  中国の決済事情はどうなっている?最新の中国決済情報! 最近は日本でもキャッシュレス化が進んでいますが、それでも先進国の中では低い部類となっており、いまだに現金主義の人が多いようです。しかし中国では日本よりも電子マネーによる決済が一般化し、現金を持ち歩く必要がなくなりました。 ブランド創出の極意(ブラゴク)


2020年のW11はどうなる?

通常であれば夏ごろから各社がW11の準備を始めますが、新型コロナウイルスの影響もあり、表面的には大きな動きは見えません。

しかし、国内コスメブランドの例を取ると、現在でもECそしてSNSのプロモーションは非常に盛んに行われており、マーケティング施策も成功しています。

今年のW11がどうなるかは不明瞭な部分ではありますが、越境ECのニーズは高まり続けていると考えられています。

★動く金額も大きい、日本の相違

引用:通販通信 タカミの美容水、W11に2万本が13分で完売…口コミマーケで成果

中国越境EC・ASEANで展開するためのグローバルECに注力する、注目企業とその施策

中国越境ECのニーズは理解したものの、どのようにサイトを開設すべきか、モールの選定、効果的なプロモーション方法、国民性に合った施策に悩んでしまうものです。そこで、ECセミナー.jp編集部がおすすめする、中国越境ECの支援企業とその施策についてご紹介いたします。

株式会社ベクトル

夜の時間帯に健康食品の動画プロモーションを行い、Tmallでの検索を増やし、売上で昨対比200%アップした成功事例を持つベクトル。インフルエンサーを起用した企画など、参考になる情報ばかりです。

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  W11に向けてのプロモーション アジア圏でPRサポートを展開するVECTORグループ。 中国本土におけるPR企画の立案・実施、ブランディング、マーケティングリサーチ、 イベントの企画・実施 を行うVECTOR CHINAの板屋氏による、中国のマーケットについて、2018年のW11を振り返りながら、今年のW11に向けた戦略について講演しています。 ECセミナー.jp


tenso株式会社

代行購入サービス「Buyee」を運営し、低リスクで海外進出を支援するtenso。メールマガジンやSNS、ブログ、トップパネルの活用事例やイベント集客事例は学びいっぱいです。

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  越境ECの始め方−データで読み解く、効果最大化のための進出戦略 アジアEC市場について、越境ECサポートを黎明期より行ってきた10年の実績を活かし、海外客の購買データや日本企業の海外進出成功事例を基に、越境ECの始め方や効果的な進出手法・戦略についてご説明します。ベクトル中国からは今年のW11に向けての効果的なプロモーションについて解説しています。 ECセミナー.jp


CAFE24 JAPAN株式会社

中国向けサイトを作りたい!と思ったらCAFE24 JAPANは必見。サイト切り替えがすぐに可能で、中国で輸入のチャットQQメッセンジャーも使用できます。

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  Cafe24プラットフォームで全世界進出 CAFE24 JAPAN株式会社が提供する、越境ECプラットフォームCAFE24 JAPANの機能についてご紹介。参入障壁を下げつつ、グローバルなEC展開ができる理想的なプラットフォームとしてご案内しています。 ECセミナー.jp


株式会社ECMSジャパン

『B2Cダイレクト』は越境ECに特化したB2Cの直送サービスを運営するECMS。中国に母体がある企業ですので、中国越境ECに関わる相談に気軽に乗ってくれるのが強みです。WeChatの公式アカウントを使ったノウハウを使った施策にご注目。

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  「物流業者の視点から見る、これからの越境ECで攻めるべき国とは?~当社事例から学ぶ海外進出成功のカギ~」 越境EC市場が毎年拡大していく中で、海外進出に乗り出す日本のEC事業者は今や珍しくありません。 国内ECに慣れている事業者でもなかなか一筋縄ではいかないのが越境EC市場。 創業から一貫して越境EC特化の物流サービスを行ってきた当社ならではの視点から、通関事情や消費者のニーズを踏まえ、今、越境EC進出にお勧めの国をピックアップしてみました。 これから海外進出を検討されている方、既に進出しているが問題を抱えている方、などなど、リアルな物流事情を求めている方向けにお話いたします。 ECセミナー.jp


株式会社mov

中国向けインバウンド情報サイト『訪日ラボ』を運営している田熊氏。中国の市場を知り尽くしているからこそ、どのような事業が今受け入れられているのか、どのプロモーション会社を頼れば現地の方に好まれるPRになるのか。幅広い視点から中国越境EC向け施策について語っています。

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  日本を取り巻くインバウンド市場の現状と対策、インバウンドをビジネスで活かす方法とは? 日本で一番アクセス数が多いインバウンド対策の専門ニュースサイト『訪日ラボ』を運営している株式会社mov。インバウンド市場の全体の概況、インバウンドの対応のポイント、越境ECについて紹介しています。 ECセミナー.jp


グローバルを視野にECを盛り上げよう

天猫(Tmall)を筆頭に盛り上がりを見せる中国越境EC。モールなのか独自サイトなのか、販路に迷った際は中国越境ECのプロたちの手法、施策を参考にしてみてくださいね。2020年下半期も中国越境ECがさらに盛り上がることを楽しみにしております。

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